「
これでいいのだ」期待以上に面白かったけど、不二夫ちゃんの逸話はまだまだ描き切れていない感じでした。タモリ氏との出会いなど、すごく面白いし、奥さんとのことももっと色々描いて欲しかったですね。でも出演者は皆、頑張ってました。汚れ役?の似合わない人たちばかりなのに。
何年も前になりますが、
赤塚不二夫展と、タモリ、所ジョージとの3者対談を上野まで見に行った私は、トークの上手さにも舌を巻きました。不二夫ちゃんは2人を立てながらも、けして偉そうな態度をとらない、素のままで人を惹き付ける魅力的な人でした。 展示の数々は、笑わずに見ることは難しく、「悲しい時こそ、赤塚」と悟ったのでした。 バカになるのだの「タリラリラーン」で、人生はすべて「これでいいのだ」。短い言葉で完結している。努力の天才でしょう。もう思い出になってしまいましたが、生不二夫に会う事ができて幸せでしたね。