以前、
相田みつを美術館に行った際に、気に入った文章です。これは本に収めてなかったので、メモで記載してきました。一部省略してありますが、是非、美術館で全文に触れてみてください。
『懦夫凛々』 ダフリンリンと読みます。
※以下 相田みつを『懦夫凛々』より ― は途中略※
「懦夫とは漢和辞典を見ると臆病者・意気地なし・なまけものとといてあります。
これはだれでもない私のことです。―――
懦夫だから強がることはない、懦夫だからいきばることはない
じゃが芋がじゃが芋になるように
トマトがトマトになるように 懦夫は懦夫になればいい
勇ましくカッコいい姿になることはない わたしはわたしになればいい
―――
背筋を伸ばして肩肘張らず すんなりさらさら歩いてゆこう
懦夫凛々と歩いてゆこう 二月の風の中を
懦夫リンリン!懦夫リンリン!と 素直にふるえながら・・・・・・」