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今年の桜は、1人で見ることが多かった。子育ての頃に子供と通った公園は例年に比べ桜の咲いている時期が長かったせいか何度も足を止め、眺めた。相手のいない花見はじっくり花をめでるには丁度良く気を使うことも相手に合わすこともなく花だけに集中した。 毎年、桜が咲くまでは浮き足立つ気持ちでそわそわ待ち、咲いた途端に方々に出かけた。その折々の記憶は、桜の頃には、しばしば心の中に甦り花を咲かせる。 野点の真似事をするのも楽しみの一つである。東京にも、野点が似合う桜はたくさんあった。 風情のない道端でも、布を敷いて茶碗を置けば様になったし、抹茶を外で飲むだけで上機嫌になれた。 桜が咲くたびに一緒に過ごした相手を思い出す。亡くなった人とはもう花見はできないが、心の中で話しかけることで十分供養になっていると信じている。 目黒の桜
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