ついに、45年ぶりに楳図かずお先生の「夜がこわい」をゲットして、読みふけりました。
とにかくこわくて一人では読めなかった事を覚えています。
自分の記憶ではお光が、幽霊になって毎晩現れ、恨み言を言うのです。
その姿は私の夢に出るほどでした。
今見ても物凄く怖かったのは、わら人形のお光に五寸釘が打たれ、表情が変わるシーンです。
楳図先生の絵は当事は今ほど、芸術的?では無かったと思いますが、
やはり天才、一筆描きのような絵なのに目が怖いのです。
ほとんど、当事読んだ作品を入手していましたが、どうしても「夜がこわい」が手に入らず、やっと最近講談社
漫画文庫が出て、私の長年の希望が叶いました。
45年も待っていたなんてそうそうないことです。大切にしたいのはこの本ばかりでなく、一緒に読んで怖がった友人や従兄弟との思い出なのだと思います。