子供の頃から、「おやすみなさいの本」が好きでした。
最近、マーガレット・ワイズブラウンの「たいせつなこと」
が日本で出版されました。
りんごは まるい
りんごは あかい
したくの できた りんごは
きから ぽたんと おちてくる
かじると なかは しろく
あまずっぱい つゆが
ほおに はじける
そして りんごの あじが
くちいっぱいに ひろがる
でも りんごに とって
たいせつなのは
たっぷり まるい
と いうこと
「したくのできた」りんご
きから「ぽたんと」おちてくるりんご
「たっぷりまるい」りんご
こちらの絵も内容も素敵です。私はなぜか山本有三の「路傍の石」を思い出しました。SMAPの「世界にひとつだけの花」でしたか、こちらもやはり同じような気持ちで聞いていた気がします。